ハプニングマン
生きていればハプニングは付きもの。
付きものなんてもんじゃない、それこそが人生といっても過言ではない。
人生とはハプニング。ハプニングこそ、人生。
特に私といえばこの人生、計画通りにいった試しがない。きっとあなたもそうだろう?
ハプニングを経験、そしてそれを乗り越えることで人としての厚みや深みが増していくんじゃないだろうか?って割と本気で信じて生きてきた。
もちろん、経験を実になるように自らが感じ考えていかないと意味がないんだけど。
出来てるか出来てないかは置いといて。
ハプニング万歳。ハプニングどんと来い。
「Mrs.ハプニング」最近は心の中でそう呼び始めた友人とお酒を飲んでいた。
楽しくなっちゃったのかその友人、ベロベロのドロドロ。
焦点すら合わなくなっていた。
いいよいいよどうにでもなれ、そんなMrs.ハプニングを愛して止まない私は特に行動を制すことはしない。そんなハプニング女王をアテに酒を呑んでいたほど楽しんでいた。
ついにMrs.ハプニング、消える。
さすが、と言うほどに酔っ払っていた彼女はいつのまにか消え去っていた。
どこ行ったんだあの野郎は。
一応さ、連れとしては心配するじゃない。
一応よ。連絡もつかないし、帰る手段もない。
大人だから大丈夫だろうけど、一応。
2時間くらい探してやっと連絡がついた。
ずいぶん遠くまで歩いていたようだ。
外はもう明るい。なんならピッカピカの快晴。
いい、いいの、わかってる。2人の人妻と独身三十路女3人が遊んでる時間じゃないことくらいわかってる。みなまで言うな。言わんでくれ。
輝きだした朝日に責められるように、それに気づかないように、私たちはMrs.ハプニングを責めた。
てめえあとでぶっ飛ばすぞ
その朝のすっきりとした空のように大きな愛を込めて拳で伝えた。
最近、そんなクズみたいな夜が多い。
ワールドカップだからかな。
ワールドカップが来るたびに、私は2018夏を思い出すんだろうなって出来事がたくさんあっていいんだか悪いんだか。
ハプニングは人生を豊かにするね。
もはやハプニング待ちと言っても過言ではない私は、ちょっと今までやったことがないことに挑戦しようと思う。
批判もたくさんあるだろうけど、批判ばかり言う人の言葉よりも生きることに一生懸命な人や挑戦し続ける人の言葉のほうが身体に入れていきたい節があるので、気にしないぜ。
私的働き方改革がすごい進んでる。
お金稼ぐってしんどくて楽しい。
Mかよ。Mだよ。
最近ふざけた人生に拍車がかかってるけど、悔いのないように生きてこうぜ。
何より私にはふざけた友人が周りにいて、大事に思う。私とは正反対に真面目な旦那に感謝もしてる。謝罪もしてるけど。
そして自分が自分の1番の味方であれ、フレーフレー私!
楽しんでいこうぜー