ブスについて
先日、1か月ぶりに理奈と会った。
そう、ご存知あのファッショニスタ。
愛して止まないファッショニスタ。
彼女は誰に何と言われようが好きなように生きていて、友達ながらちょっと格好良い。
それでいてたまにだらしない部分があって、ダメ〜なところもすごく良い。
私も割とダメなんだけど、それだからなのか、だからこそなのか、男女どちらとも問わずダメなやつが結構良い。好き。この15年くらい継続してキテる。
人には大した迷惑をかけないダメさ加減が、また絶妙に良い。1人で勝手にダメなやつ、良い。
前の会社で一緒だった仲の良い後輩がいるが、その子もしっかりしているようで色々とだらしない感じが、すごく良くてすごく好き。
彼女に関してはね、結構クセになる。
己の波長と波長が握手をするようにがっちり合って、前世とか兄弟だったんじゃないかとお互い真剣に話すほど、なにかの縁を感じる。
そんな彼女の、
昔職場恋愛していた彼と仕事中に喧嘩になったときに、激昂した勢いで彼にハサミを握らせ、
「ほら刺せよ!!ほら!来いよ!!」
と両手を広げ全力で煽り、呆れられて刺されなかったけど一応死んだふりをしてみたもののそれも1時間で飽きて普通に仕事に戻った
という話は何回聞いてもパンチがある。
他にも伝説をたくさん持っている彼女は私のベストオブぶっ飛んでる。最高に。
さて、話を戻して。
理奈と久々に1日一緒にいて、夜にはお坊さんでありDJでもある仲良しJUNKさんと合流。
主に『ブス』について話し合った。
そもそもブスとは。
私には、20歳くらいから唱えてきた説がある。
中学や高校の時、素材が群を抜いていて、周りの人間が声を揃えて可愛いと言う子よりも、
その頃にあまりパッとしないブスよりのブスのほうが、
その後の努力の量や質がすさまじく、大人になった時には逆転するのではないか。
「ブスの追い上げ」
この現象を、私はそう呼んでいる。
また、そう信じて頑張った。
30歳になる今、あながち間違いではない、いやむしろその説は濃厚と見ている。
そして割と年齢だけ大人になったここ最近、新たな説ができた。
「心の豊かなブスは可愛い」
これは説ではなく、限りなく事実に近い。
私は他の女性よりも、人にブスと詰られる機会が圧倒的に多い。
自慢じゃないけど、そこに関しては他の女性より圧倒的に勝ってる。
いや、そこに関してのみ言えば、あの羽生くんの2連覇とか私の足下にも及んでない。
戦場を氷の上と例えたら、5回転アクセルとかまじで余裕で飛んでる。30回転くらいしてる。
まあ言いやすいんだろう、言いやすいキャラなんだろうって、
言われても特に傷つくことはなかった。
それどころか相手が私にブスって言い始めたら
「あ、お前ぐっと距離近付けてきたじゃん」
と、仲良くなる頃合いだとも読んでる。
そうゆう意味ではね、ブスって距離縮めやすいよね。ブスも悪くないよね。
で、新説「心の豊かなブスは可愛い」についてだけど、先ほどにもあったようにこれは本当に限りなく事実に近いと思っている。
とにかく明るいブスはね、愛嬌の勢いがえぐい。
心が豊かだと表情も豊か、見た目以上の魅力的で惹かれる何かを放つ。
中身が外見を作るものだとよく言うけど、まさにそれなのかもしれない。
この話に近い話をJUNKさんとした。
そこでJUNKさんの口から
相席スタートの山崎ケイちゃんについて熱く語られた。
やっぱり自身が売りにしている通り、「ちょうど良い」らしい。
合コンに来たとして、
合流時には特に注目株でなくとも、2時間一緒に飲んだら結構イケると思ってしまう、
アレ?可愛い?と思ってしまう、
そんなちょうど良いギリギリのライン。
だそうだ。
ほう、なるほど。
リアルな男性(31)の意見。勉強になる。
確かに彼女は、そうゆう男性の心理を芯から理解し、自分のポジションを自ら作り上げる力量があり、女性の私から見ても魅力的だ。
身の程を知る、というのは自分をうまく表現する上でも大事なんだな。
ちょっと待って。
こうなったら美人で心が豊かな女性はどうなっちまうんだろう。
それ考え始めたらこれまで考えてきたものが一気にくだらなく無意味なものになる気がしたから、とにかくいづつやで肉むさぼり食ったよ。
夜も更ける22:00ごろに、バイキング形式でちょーバイキングしてきたよね。
たぶんお昼の帯番組よりバイキングしてた。
私もせめて心が豊かになるよう残さず食べたよね。
翌日できるニキビより心の豊かさを優先したよね。
ブスは1日にしてならず!
デブも然り!!